リスティング広告(listing)禁止の理由
・「アフィリエイトリンクをお金を払って宣伝することはしないでください」という解釈になります
・リスティング広告を禁止にする理由は
お金を払う
=リスティング広告
=上位表示になる
=クリック率が上がる
=収益化しやすくなる
を、みんながしてしまうとページが全て広告になり、上位表示させるためのリスティング広告費用がどんどん上がることになることが想像できることから、広告主とアフィリエイターの差別化を図るための取り組みだと考えられます
消費者保護
・リスティング広告は、検索結果として関連の強い広告として上位表示されるため、一般の消費者が有用な情報を探す際に干渉を及ぼす可能性があるとされているようです
・アフィリエイターまでもが、リスティング広告をしてしまうとページには膨大な広告ページができることで、消費者が目的の検索ページを見つけづらくさせることで、検索離れを起こす危険性を伴わないようにするためだと考えられるようです
公平な競争環境の維持
・リスティング広告は、企業が有料で自社の広告を上位表示させる手段
・出稿する広告主の広告予算や入札額によって表示順位が決まるため、資本力の大きな企業が有利になります
・小規模な企業や新興企業が不利になる可能性があります
・膨大なアフィリエイターのリスティング広告の禁止をすることで、独占的な検索結果を回避させます
広告による情報歪曲の防止
・リスティング広告は、一般の検索結果と同じように表示されることがあるため、上位表示をクリックする傾向が強い消費者が広告と区別がつかずに意図的な購買誘導を避けることができなくなる可能性が高くなるバイアス効果と似た現象を起こさせないようにしなければなりません
・虚偽や誇大広告が含まれる可能性があるにも関わらず上位表示されている安心感心理効果を利用して消費者の判断が歪む可能性を避けねばなりません
検索体験の向上
・リスティング広告が表示されると、本来の検索結果が埋もれてしまうことが多々あります
・膨大な数のアフィリエイターのリスティング広告の禁止をしないと、ユーザーは関連性の高い情報記事を見つけづらくなり、検索体験向上を妨げることになります
表現が不適切な見出しをするアフィリエイターを抑止
・リスティング広告は基本的に広告主が責任ある出稿記事で宣伝するため、不適切な見出しや表現をしたアフィリエイターの記事を信じて消費者が購入した後からトラブルになった場合に、事業者の信頼性を大きく低下させてしまう危険性があります
広告ブロッカーの使用増加
・アフィリエイターのリスティング広告が増えると、ユーザーは広告ブロッカーを使用して広告を非表示にする傾向が高まります
・健全な活動をしている広告主も広告効果が低下する可能性が高くなります
(202308)