「検索 Core iとは 各世代」などから引用・参考
「Core i」は、
・CPU/MPUの部分
・インテル(Intel)が開発(2006年発表)したマイクロプロセッサの「ブランド名シリーズ」
・「Intel Core iシリーズ」は、一般的なコンピュータやノートパソコンに搭載される
CONTENTS
Core i(こああい)シリーズとは
主要なモデルで構成されており、高性能な処理能力と省電力性を特徴としていました
・2006年に発表された「Core」シリーズの進化系
・Core2の後継
・メモリーコントローラー内蔵することでメモリーとの通信速度をアップするなどの改良へ
Core i 7シリーズ(2008年)
・ハイエンド(上位機種)向けという位置づけで、シリーズ最初の製品「Core i7」が登場
・高性能でマルチスレッド処理に優れたプロセッサ
・ビデオ編集や3Dレンダリングなどのより重い作業に向きとされています
Core i 5シリーズ(2009年)
・ミッドレンジ(中位機種)向け「Core i5」登場
・より高い性能と処理能力を提供するミッドレンジのプロセッサ
・一般的なゲーミングやビジネス用途向け
Core i 3シリーズ(2010年)
・ローエンド(廉価機種)向け「Core i3」登場
・パフォーマンスと価格のバランスが取れたエントリーレベルのプロセッサ
・デスクトップやノートパソコンの一般的な使用
Core i 9シリーズ(2017年)
・最高クラスのパフォーマンスを提供するプロセッサ
・ハイエンドのゲーミングや専門的なクリエイティブ作業に最適
・多くのコアとスレッドを持ち、高速なクロック速度を備えています。
第2世代「Sandy Bridge」(サンディブリッジ)
・2010年1月発表
・「第2世代Intel Coreプロセッサファミリ」
・「Intel」のマイクロアーキテクチャのコードネーム
Sandy Bridgeアーキテクチャ
・Core i第2世代は、Sandy Bridgeと呼ばれる新しいマイクロアーキテクチャを採用
・より高い演算能力とエネルギー効率が実現
インテグレーテッド・グラフィック
・ Core i第2世代プロセッサには、グラフィックス処理機能が統合
・独立したグラフィックスカードが不要な場合でも、一定のグラフィックス処理が可能に
Turbo Boostテクノロジー2.0
・Core i第2世代では、Turbo Boostテクノロジーがアップグレード
・よりスムーズなダイナミックオーバークロックが実現
・負荷が高いタスクを実行する際に、プロセッサのクロック速度が自動的に増加
クアッドコアプロセッサ
・同時に複数のタスクを実行する際のパフォーマンスが向上
USB3.0のサポート
・USB 3.0のサポートも追加され、より高速なデータ転送が可能に
・Core i第2世代は、当時の高性能パソコンやノートパソコンで広く採用
・現在では、より新しい世代のプロセッサが入手可能ですが、Core i第2世代は多くの一般的なコンピューティングタスクに対してまだ十分なパフォーマンスを提供することができるとされているようです
3代目「Ivy Bridge」(アイビーブリッジ)
・2012年4月発表
・「第3世代Intel Coreプロセッサファミリ」
・「Intel」の22ナノメートル(22nm)プロセス技術を使用しマイクロアーキテクチャのコードネーム
・Skylake(スカイレイク)アーキテクチャの後継
・この世代のプロセッサは、性能の向上とエネルギー効率の向上を目指して設計
・「Ivy Bridge」は、「Sandy Bridge」と同様に、デスクトップコンピュータやノートパソコン、サーバーなど、さまざまなタイプのコンピュータで使用
トランジスタ設計や統合グラフィックスコアの改善
・Ivy Bridgeプロセッサは、より高い処理能力とグラフィックス性能を提供
・「Ivy Bridge」は「PCI Express 3.0やUSB 3.0」など、新しいインターフェース規格をサポートし、より高速なデータ転送を可能に
より新しい世代へのアップグレードへ
・「Ivy Bridge」プロセッサは、後継の4代目「Haswell」プロセッサと比較して、性能の向上が限定的であるという批判もありました。そのため、Ivy Bridgeベースのシステムを使用している場合でも、より新しい世代のプロセッサへのアップグレードを検討することが一般的になったようです
現在では、Ivy Bridgeプロセッサは古い世代に
・Ivy Bridgeは、インテルのプロセッサ製品の進化の一部であり、コンピュータの性能向上に貢献しました。現在では、Ivy Bridgeプロセッサは古い世代のものとして扱われ、最新のプロセッサ技術によって置き換えられているようです
第4世代「Haswell」(ハスウェル)
・2013年発表
・「第4世代Intel Coreプロセッサファミリ」
・「Intel」の14ナノメートル(14nm)プロセス技術を使用して製造マイクロアーキテクチャのコードネーム
・前世代の「Ivy Bridge」に比べて性能と効率性の向上を提供
・主にデスクトップおよびモバイルコンピュータ向けに設計
・この世代のプロセッサは、コアの数やクロック速度の面でさまざまなモデルがありましたが、一般的には高いパフォーマンスとエネルギー効率のバランスが特徴
・Haswellアーキテクチャは、インテルの前世代のプロセッサに比べて多くの新機能と改良をもたらしたようです
高いパフォーマンス
・Haswellプロセッサは、従来のタスクにおいて高いパフォーマンスを提供、より高速なデータ処理やマルチタスキングが可能
グラフィックの向上
・ Haswellは、統合型のグラフィックス処理ユニット(Intel HD Graphics)を強化し、ビデオの再生やグラフィックス関連のタスクにおいて優れたパフォーマンスを提供
エネルギー効率の向上
・Haswellは、省電力機能を改良し、モバイルデバイスでのバッテリー寿命を延長し、より長時間の使用が可能となりました。
新しい命令セット拡張
・ Haswellは、AVX2(Advanced Vector Extensions 2)などの新しい命令セット拡張を導入し、特定のタスクのパフォーマンスを向上
第5世代「Broadwell」(ブロードウェル)
準備中
第6世代「Skylake」(スカイレイク)
・2015年8月発表
・「第6世代Intel Coreプロセッサファミリ」
・「Intel」の14ナノメートル(14nm)プロセス技術を使用して製造マイクロアーキテクチャのコードネーム
・主にデスクトップおよびモバイルのパーソナルコンピュータ向けに設計
・性能の向上、エネルギー効率の改善、およびグラフィックス(GPU)の強化を特徴
・DDR4メモリやUSB 3.1などの新しいテクノロジーにも対応し、より高速かつ効率的なコンピューティング体験を提供
7代目世代「Kaby Lake」(カビーレイク)
・2016年8月
・「第7世代Intel Coreプロセッサファミリ」
・「Intel」の14ナノメートル(14nm)プロセス技術を使用して製造マイクロアーキテクチャのコードネーム
Core i7 13700
「Core i7 13700」(2023年1月発売、6月55000円前後)
(Core i7 12700:2022年1月発売の後継機、2023年6月約4万円前後)
Kaby Lake 特徴
・高クロック速度
・高処理能力
・高省電力性
・デスクトップコンピュータ、ノートパソコン、「2-in-1」デバイス、および一部のサーバーで利用
・一般的なタスクやマルチメディア処理、ゲームなど、様々な用途において優れた性能を発揮
・4K解像度の動画再生や仮想現実(VR)などの要求の高いアプリケーションにも対応
なお、Kaby Lakeの後継としては、Intelの第8世代プロセッサであるCoffee Lake(コーヒーレイク)が登場しました。
第8世代「Coffee Lake」(コーヒーレイク)
・2017年
・「第8世代Intel Coreプロセッサファミリ」
・マイクロアーキテクチャのコードネーム
・主にデスクトップおよびモバイル向けのプロセッサとして提供
・Coffee Lakeは、前の世代である第7世代の「Kaby Lake」に比べていくつかの改良
・最も注目すべき変更点は、コアの数の増加
・Coffee Lakeプロセッサは、最大6つの物理的なコアを持つことができ、同時に12つのスレッドを実行することができます
・多くのアプリケーションやタスクにおいて高いパフォーマンスを提供
・Coffee Lakeは最初の世代であるIntelの「Optane Memory」テクノロジーのサポートも追加し、これにより、高速なデータストレージと高速なシステムレスポンスが可能に
・Coffee Lakeプロセッサは、デスクトップ向けには「Core i3」、「Core i5」、「Core i7」、「Core i9」といったモデルが提供
・モバイル向けには「Uシリーズ」および「Hシリーズ」というモデルが提供され、ノートパソコンや「2-in-1デバイス」などで利用
・なお、Intelはその後、第9世代の「Coffee Lake Refresh」および第10世代の「Comet Lake」など、Coffee Lakeアーキテクチャをさらに改良したプロセッサをリリースしています。
以下は準備中
第9世代「Coffee Lake Refresh」
・2019年11月
・「第9世代Intel Coreプロセッサファミリ」
・マイクロアーキテクチャのコードネーム
第10世代「Comet Lake」
・2020年5月
・「第10世代Intel Coreプロセッサファミリ」
・マイクロアーキテクチャのコードネーム
第11世代「Coreプロセッサー」
・2021年3月
・「第11世代Intel Coreプロセッサファミリ」
・マイクロアーキテクチャのコードネーム
第12世代「Coreプロセッサー」
・2021年10月デスクトップ
・2022年1月モバイル版
・「第11世代Intel Coreプロセッサファミリ」
・マイクロアーキテクチャのコードネーム
第13世代「Coreプロセッサー」
・2022年10月
・「第13世代Intel Coreプロセッサファミリ」
・マイクロアーキテクチャのコードネーム
(202306)
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