警備員に関わるステークホルダーに求められる礼節応対品質
※ステークホルダー(その仕事に関わる利害関係者)
元請負(警備依頼事業主)に対して
■警備依頼発注までのフロー事例パターン
(主に公共インフラ整備のため供給元は所轄官庁系)
➡(発注者)超大手ゼネコン
➡ 元請負
➡(1次)
➡(2次)
➡、、、
※警備は、ほぼ1次位置
・警備業務は、依頼主(元請負)=「いわゆる現場」があってはじめて成り立ちます
・元請負関係者には礼節を忘れずにあいさつをしましょう
規模の大きなJVでの現場
※JV=「Joint Venture(ジョイント・ベンチャー)の略」
複数の企業が共同で工事を行う大規模な現場=共同事業体
■警備依頼発注までのフロー事例パターン
(所轄官庁系や超大手ビル建設など)からの依頼
➡(発注者)超大手ゼネコン
➡複数の元請負
➡複数(1次)
➡複数(2次)
➡、、、
※警備は、ほぼ1次位置
・現場に関わる多くの事業体が集合しているため、全員で100人単位以上めやすとなる
・同じ現場仲間としての礼節を忘れないようにしよう
一般ユーザーへの礼節
現場内の作業員は、一般ユーザーとの接触はほとんどなく、外部の一般ユーザー対応はほぼ警備員の役割となる
一般ユーザーへの留意点
・工事関係者や車両と一般ユーザーの間に入って安全に誘導するとき
・現場近くには近隣居住者もいるため、一人ひとり安全に誘導対応
一般ユーザーへの印象への配慮意識
交通誘導警備員は、見た目の印象が現場環境の雰囲気を作り出しますので、
・規定通りの清潔感ある服装の着こなし
・身だしなみ
・頭髪
・装備品の点検
・体調管理
・声掛け案内時の所作や言動
・言葉遣い
など、一般ユーザーには一番気づきやい位置にいるため常に意識しておく必要があります
一般ユーザーの自発的な協力に基づいて成り立つ業務
・警備員はビジネスであるため、一般ユーザーへの言動はもちろん、苦情やクレームにも真摯に向き合うことも業務に含まれています
・警備員は、窓口になりやすいため、自分だけで解決しようせずに、すぐに上長に報告するなど、一般ユーザーの苦情やクレームに丁寧に迅速に対応しなければなりません
・特に仕事であるため、言動態度には十分留意しなければなりませし、警備員自身が雇用されているという自覚を持ち業務として真摯に応対するよう期待されています
・一般ユーザーの苦情やクレームは、窓口である警備員なら誰でもすぐに対応してくれるはずだと期待しています。ついうっかり売り言葉に買い言葉などのような反応的な態度にならないように、内容をしっかりお伺いして報告するようにしましょう
(202511)

