※一部PR・コラム
(このドラマのフォーカスポイント)
・「必要だから愛しているのか、愛しているから必要なのか」
・ドラマのストーリーの根底にある人生背景から構築された登場人物たち
・いろんな要素が切り分けられて上手にわかりやすく重ねられている
・いろんな「立ち位置」の登場人物たちの物事への考え方が人生背景の糧を軸とした問題に対する解決方法の違いが交錯し、迷いながらも各々が自分流を貫いていく
・人それぞれの欲に対しての価値観の相違からうまれる人間同士にできる歪に向き合ったドラマ展開
など、韓国の根底にあるヒエラルキー世界を題材にした韓国的王道ドラマ
(誰もが共感できるシーンが随所に)
自分の価値感を変えた本当の自分ではない仮面をかぶった時に新たな扉が開かれる。しかし、求められているのは前の自分のような存在。仮面をかぶらなけば出会いは始まらなかったが、カミングアウトするタイミングがどんどんズレていくことで引き返せなくなる展開に、、
CONTENTS
Q:あなたの「愛してる」の逆は、なんですか?
※下の「回答赤枠」を見る前に、あなたの「愛している」の逆の答えがでたら下にお進みください
これは、ドラマで主人公(ムングニョン)が逃げずにひたむきに、現実と向き合って苦悩の果てにたどり着いた節目の気づきです。この言葉から新たな出会いの幕開けきっかけともなります
あなたが好きだった相手を諦める瞬間、どんな時の回想シーンがかけめぐりますか?
主人公(ムングニョン)が、たどり着いた答えは、
「愛している」の逆は、「愛してない」や「利用する」ではなくて、
「あなたのためにできることが何もない」
この瞬間から、第1の女性側の主人公(ムングニョン)は、世間に怒り、自らの指針を真逆に変えて生きることを誓います
そして、第2の男性側の主人公(パクシフ)との運命のすれ違いが幕を開けていきます
「努力が自分をつくる」を信条にしている主人公
<ストーリー>
主人公の父はパン職人30年で、
「人生はレシピのように忠実に生きれば絶対に失敗しない、結果は裏切らない」という父親の言葉を信じて、一般的な家庭の主人公の長女(ムングニョン)はデザイナーを目指す。一方で恵まれた環境の中にいるから気付けないことやアイデンティティの在り方にもがく富裕層の世界で生まれ育った青年(パクシフ)の全く異なる視点。主人公の意に反した努力とは認めたくないやり方を受け入れなければならない欲望のヒエラルキー世界に踏み込んでいくも、やっぱり自分の中で大きくなる違和感に正直に向き合う何層もの視点が重ねられたヒューマン総合ドラマ
主人公は自分でできることは全て頑張り尽くして、その先に夢見る華やかなデザイナーの世界に入りたい一心で無我夢中で夢を全力で追いかけますが、韓国の富裕層が創り出しすヒエラルキーの世界に憧れる一般家庭の主人公は、お金ありきのヒエラルキー社会構造の入口すら立てません
現実を受け入れようとするも諦められない主人公と一緒に夢を追いかけるはずだった彼との関係性や自分の頑張りで就職できたと思っていたことなどが総崩れすることなどに絶望にうち果てる中、主人公の怒りは今までの自己制御のリミッターを解除させてしまいます。それと同時に動きだす新しい恋愛的感情との葛藤やうごめく周りの登場人物それぞれ価値観の争いへとドラマが展開していきます
このドラマは視聴者も重ねられるところが随所にあり、とても共感できるドラマになっています。特に20代では誰もが思い描く夢見る自分の未来のためにがむしゃらに挑戦していく中で、いろんな欲望を持ついろんな登場人物など、自我を達成するために自分の都合で生きることさえ正義だと思い込むことで疑念や迷いを払拭し、人を陥れることさえもいとわなくさせる欲が渦巻く現実社会でどう生き残っていくかしか考えられなくなる人間心理をものの見事に具現化した完成度の高いドラマ構成になっています
たぶん一度で見ただけでは、表面上のストーリーしか追いつけないと思います。いろんな心理伏線や、各登場人物の心理背景による行動1つ1つが、ものの見事に計算されつくされているため、ゆっくり感情移入させてくれる時間も与えられずに1話ずつがあっという間で、わずかな伏線を見落としてしまうとその後は大筋のストーリー展開しか見えなくなります
こんな内容のドラマを「不思議の国のアリス」に見立てて構成していく流れのドラマになってます。見る前に童話「アリス」も少し読んでおさらいしておいたほうが面白さが際立つと思います
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