・最近の大手ドラッグストアは商品をレジで販売する時に注意事項が表示され確認事項の確認が簡単にできるようにもなっています。
登録販売者試験について簡易概要まとめ
CONTENTS
試験問題作成に関する手引き 厚生労働省
・厚生労働省ホームページの「試験問題作成に関する手引き」より
情報発信管轄エリア
受験資格
学歴、経歴等は不問で必要条件はありません。
正規の登録販売者になるには必須要件が4つあります
①登録販売者受験合格証明書類 受験費用18000前後
・試験願書は、指定期間内に提出する必要があります。
・受験費用
※それぞれ各都道府県で違いますので要確認。
②合格後は、すぐには都道府県知事に申請登録(販売従事登録費用:8000円前後要確認)できません。
・各県の福祉保健局のホームページより販売従事登録の申請も前もって確認しておきましょう。販売従事登録申請費用は各都道府県で違います。
③登録販売者指導のもと一緒に従事する実務経験が2年必要(勤務時間など必要条件あり)。
・勤め先でカウント条件の記録方法を確認しておきましょう。
・勤め先での証明書必要です。
・従事期間を満たしていない場合は、「登録販売者(研修中)」などの表記が必要です。
上記①②③を全て満たせば、店舗運営を1人でできる権利を獲得できます。
④精神の機能障害又は麻薬系中毒者であるかないかの医師の診断書
・該当者のみ提出
活動休止について
※①②③④を満たして正規の登録販売者になった後も各都道府県の福祉保健局で制度の改正について常にチェックしておきましょう。
試験会場は
・各都道府県で会場を用意してくれます。
・お住まいの近辺で会場場所は数カ所内から決まります。
・試験会場場所指定はできません。(2回受験しましたが、2回とも住まい住所から近い試験会場になりました)
試験日
・各都道府県近隣エリアがグループ化され、同日に試験があります
・自分で常に注意を払って試験日を確認しておきましょう
願書は
願書取得方法は2つ(※毎年1~2週間の取得期間があります)
※各エリアごとの試験日の3ヵ月前くらいから配布開始
①取り寄せ(各サイト内に方法が記載されています)
・各都道府県の福祉保健局健康安全部薬務課登録販売者試験担当に確認
または
福祉保健局サイト内試験案内等の郵送送付を希望される場合は、
(試験案内送付依頼書をダウンロードして記載通りに手続きを行います)
②近くの保健所に取りに行く
願書には5つの書類が入っています
登録販売者案内書
(試験についての詳細説明が記載)
(必要書類の記載例)
郵送用封筒A4サイズが入る大め目の封筒
(郵送方法:必ず郵便局から簡易書留郵便で郵送)
(いつまで到着厳守が封筒に記載)
登録販売者試験願書
(表)受験者情報
(裏)必ず領収証書原本を貼ること
登録販売者試験写真台帳
(証明写真は縦4.5センチ横3.5センチ:6ヵ月以内に撮影が必要)
(写真裏に名前記入)
受験手数料の納付書(印字されている金額を支払います)
(受験費用約13000~18000円の範囲:試験場所により異なります)
(納付書の領収証書を提出願書裏に貼り付けなければいけません)
(※添付するので手元に領収証書は残りません。心配な方は、写真かコピーをとっておきましょう)
➡上記書類が全て用意できたら郵送します
・到着しなければならない郵送期間もありますのでしっかり確認しましょう
・郵便局で送ると書留の控えをもらえますので、受験票が送られてくるまで取っておきましょう
受験票はいつ届くの?
・各都道府県保険福祉局の登録販売者試験Q&Aコーナーにも記載がありますが、今回の東京試験日は9月23だったのですが、8月31日より郵送予定となっていました。
※届かない場合は、東京は、保険福祉局内の健康安全部薬務課登録販売者試験担当
(03-5320-4522)の記載がありました。
・2021年9月23日東京での2回目の受験票は、9月はじめに送られてきました。コロナのアンケートがついていました。
試験会場の下見に行った時に思ったこと
・受験票が来て初めて試験会場が分かります。(受験票はだいたい1ヵ月前くらいにハガキで届きます)
・早稲田大学だったのですが、地図で見るより広くて入口も複数ありどこの場所から入っていいのか迷いました。
・門横に守衛所の方がいたので聞いてから場所を確認しました。「見るだけならいいですよ」とおっしゃって頂けたので、試験場所の〇号館のまで確認できました。もし、地図だけで自力で見つけるとなると時間がかかると思います。
・付近にはコンビニなどはあったかもしれませんが見つけれませんでした。自販機もありませんでした。この2か所は利用しないように準備をしておけば必要がないと思います。
試験当日
・誘導してくれる方が複数いました。
・下見していたおかげで、〇号館の場所は把握していたので、スムーズに行けました。もし、ついうっかり間違えて、当日に場所を誘導してもらうような状態になったら、大変だったと思います。
・建物の入り口には、受験番号が振り分けされていて、向かう教室が分かれていました
・その教室の広さも想像を超える広さで、受験番号を探すのに少し慌てました。
・お弁当は、弁当柄タイプは食後の柄から臭いが出て周囲に迷惑になるといけないと思い、臭いの出ないようなものを選択して、おにぎりは臭いが出ないようにジプロックに入れてゴミも小さくなるようにしてました。ジプロックは正解でした。臭いに関しては安心できました。冬でしたので温かくしたお茶水筒、水500mlペットボトルといちよう1Lくらいは持っていきました。
・教室は空調設備もありエアコンもありましたが、カイロを貼っていったのは正解でした。
事前下見まとめ
・試験だけに集中できるように想定できることは全て準備していたおかげで試験に集中できました。1回目は3点足らず落ちましたが(81点でした)、、、試験を受けるための必要な準備に対しては万全でしたので、試験だけに集中できました。2回目は合格できました(104点でした)。
・ゴミは原則持ち帰りなので、おにぎりジプロック作戦は正解でした。飲み物も事前に2種類用意して正解でした。自宅ですでに準備していたので、迷うことなくストレートに会場まで行けました。
・2021年もコロナの影響があるので、特殊マスクと消毒スプレーは持参しようと思ってます。
合格発表日は受験票の備考欄に詳細書きがあります。
※正解発表は民間でも試験当日に配信されてますので、すぐに参考自己採点ができますよ。
出題範囲は「試験問題作成に関する手引き」から
5つの章から出題されます。
①20問「医薬品に共通する特性と基本的な知識」
②20問「人体の働きと医薬品」
③40問「主な医薬品とその作用」
④20問「薬事関連法規・制度」
⑤20問「医薬品の適正使用・安全対策」
合格基準は2つの基準を満たす必要があります。
全120問(1問1点)120点満点で2つの条件を満たして合格
完全マークシート型
試験内容は、各章が出る順番の法則性はない
・合計60問(=20問+20問+20問)
・合計60問(=20問+40問)
の2パターンに分けられ、各章もランダムになって構成されて、時間も
・午前120分
・午後120分
の2部構成に分けられます
注意事項(願書より1部抜粋)
・試験時間30分前には着席
・試験開始30分以上の遅刻は試験を受けれません
・混雑が予想されます。余裕を持ってお越しください。
・昼食・飲料は各自持参
・ゴミは基本的に持ち帰りです。
※携帯は基本的に試験会場では電源を切ってカバンにしまう
持ち物(卓上に置けるもの)
・受験票
・HBの鉛筆
・消しゴム
・時計機能のみの時計
・席は受験番号順ですが、季節によって席場所によっては上着が必要なケースもあります。
・念のため、上着やカイロなども持っていくほうがよいケースもあるかもしれません。
・お弁当やミニ水筒なども準備していくほうが無難だと思います。
・試験以外のことでの余計な精神負担にならないように準備しておくことです。
・近くにコンビニなどがない場合もありますので、近くでお弁当などを購入しようと考えている場合は時間にゆとりを持っていたほうがよいです。
出題形式は、完全マークシート式で手引書から抜粋された全て正誤問題です。
・1問の与件文に対して多くは小設問4~5つの中から、4~5つ(正、誤)の解答から選択します。
・出題形式に法則はなく、「手引き」からまんべんなく出題されています。
・読解力が必要な難解な問題はなく、手引きから忠実に出題されています。
・頻出頻度の傾向はあると思います。
自分の勉強方法
Ⓐ年度ごとの全国登録販売者試験過去問正解(1冊2420円込)を購入して試験問題の出題構成を理解することで全体図を把握するやり方
R4年(2022年)参考
Ⓑ試験用参考本まとめとしてテキスト1980円込、過去問480問1760円込、ズルイ3300円込の本を購入しました。
これは、各専門学校などから多く出版していますので、自分の思考性に合ったものを選べる方は、何冊か購入して勉強する。
参考2021年版
Ⓒ「資格取得を専門的にカリキュラムで提案する教材」の購入の場合
・資格通販サイトの利用をした理由は、認識のない初めての試験でしたので、どんな感じが分からないし相談できる方もいなかったので、高額でしたが教材テキストを購入しました。
以上が登録販売者の資格を取得するために自分が調べてまとめたものです。
自分で教材やテキストを探したりオリジナルを作る時間を大幅に節約するなら、いつまでかわかりませんが今なら「スタディングのeラーニング登録販売者無料講座」も試せるようです。
・プリンターが家にある方は、問題などもプリントアウト可能。
・パソコンがある方は、ダウンロード機能もあるので、フォルダーに整理しておけば見たい時にすぐに閲覧可能。
・持ち運びは、スマホがあればいつでも学習可能。
・問題のチェックリストもありますし、学習進捗も記録してくれているので、振り返りもしやすい造り。
・しかも、アプリ内では、同じ資格を目指す仲間とも「つぶやき」のようなものもあるので励みになるので、モチベーション維持にもなります。
・なにより、資格教材の半額くらいで購入できるのも非常に魅力的です。買い切り資格教材は、主に「手引書が冊子になっているだけで、学習手順や方法の提案は少しもない」ので参考になりませんでした。。
(;’∀’)カワナイトワカラナカッタ、、
少ない受験回数で合格を決めるには「効率のよい学習」が必要だと思います。
自分が思う「効率の良い」という部分は、
・教材を吟味する時間、
・オリジナルノートを作る時間、
・どこから学習を進めるか、いろいろ調べる時間、
などの学習する時間以外にかかってしまう準備時間、さらにはあいまいに学習を進めてしまうなどの先の見えない学習スタイルで「無駄かもしれない時間を省くこと」だと思います。
・何より、気持ちやモチベーションというのは、時間の経過と共に薄れていきます。気持ちの維持継続が一番の困難部分だと思います。だからこそ「気持ちが強い機会にいかに効率よく勉強するか」という部分は、自分は非常に重要なことだと考えます。
追記 自作冊子の作り方
・検索「登録販売者 手引き書 冊子」で厚生労働省のサイト内に「手引き」がダウンロードできるサービス「約410ページ:目次とページもついます」を利用すると経済的
「実際に教材テキストを使った振り返り」は、自分の場合は、ある程度丈夫さが必要でした
●手引書を常に見ながら答え合わせをしていた
●冊子内は、マーキングや線だらけ
●何回も読み返す
●章ごとに勉強できるので、頻繁に冊子を持ち運びしていた
●夜寝る前に、毎日読み返していた
もし、「手引き」を自宅でプリントアウトするなら
・自作費用は1000~3000円くらいかと。
(必要なもの:手引書を見れる端末、プリンター、紙、インク、クリップ型ホッチキス)
・プリント時間は約1時間~2時間(プリンター性能による)
・プリンターを持っている方は、インク代はプリンターによりますが、詰め替え用インク黒が2本あれば、、、安価な互換性インクならだいたい200~500円×2本くらい。正規1000円
・コピー用紙500枚冊子は、紙質の良いものをオススメます。今回は、最安値付近は推奨しません。紙質の良い500円~1000円。プリントアウトは1回で済ませたいですし、ある程度丈夫な紙を選択しないと、上記の使用内容をクリアーできないかもしれないからです。
・勉強に仕方にもよるのですが、自分なら1枚ずつコピーします。約410ページ
・手作り冊子の留め金は、「クリップホッチキス:価格500円ほど」が便利。取り外し可能でパート部分の勉強がしやすくなるからです。
・両面は、両面用の紙を選択しないと反対側に文字がうっすら見えたり、マーカーや線で見えずらくなる可能性があるのでコピー用紙の選択に気をつけます。
※「教材テキスト」と「ダウンロードできる手引書」の大きな違いは、教材には、ところどころに解説や関連した案内がついています。
登録販売士を短期間で合格するなら試めす価値あり
頻出度順に問題を調べて勉強したほうが効率が良いのではないかと考えつくのは誰しも分かっていること。しかし、その労力を想像するだけで嫌になる方は多いのではないでしょうか?全国過去問題集を5冊全てプリントアウトして問題を分類して、頻出度順に並べ替える、、実際に自分で作成するのは本当に大変でした、、しかし、一番効果はありました!合格できた一番大きな要因だと思います。なんと、それをすでにやってくれている教材が出てます!
・今回購入した教材費用は合計6万円以上は使いました。
・自作問題集を作るのにも相当労力をかけました。
(20210904)(20220619)(202209)