ISOとは　初心者向け案内解説　もう迷わないシリーズ

※よくは知らないが、見たことはある方は多いいと思います
・ISOは、安全性を高めるための基準になる世界規格のことだったのです

ISOとは

ISOとは、
・スイスのジュネーブに本部を置く非政府機関 International Organization for Standardization（国際標準化機構）の略称
・主な活動は国際的に通用する規格を制定することであり、ISOが制定した規格をISO規格

国際的な取引をスムーズにするために

何らかの製品やサービスに関して「世界中で同じ品質、同じレベルのものを提供できるようにしましょう」という国際的な基準

・制定や改訂は日本を含む世界165ヵ国（2014年現在）の参加国の投票によって決まるようです

身近な「モノ規格」例として、
・非常口のマーク（ISO 7010）
・カードのサイズ（ISO/IEC 7810）
・ネジ（ISO 68）
といったISO規格が挙げられます。

よく見てる「非常口マーク」「クレジットカードサイズ」も「ISO規格」だったのかｗ

(; ･`д･´)

マネジメントシステム規格

※ISO規格取得には審査費用が必要です
・登録料や文書審査料
・現地審査料（規模によって異なる）
・費用は30～100万円ほどが相場
・規模が大きな工場などは、プラスアルファで審査員の交通費と宿泊費がかかることがあります

どうりで、見たり見なかったりするわけです

(; ･`д･´)

原文の英語、フランス語を日本の国家規格として発行されています

・「IOS9001」➡「JIS Q 9001」
顧客に提供する製品・サービスの品質を継続的に向上させていくことを目的とした品質マネジメントシステムの規格

・「ISO 14001」➡「JIS Q 14001」
サステナビリティ（持続可能性）の考えのもと、環境リスクの低減および環境への貢献を目指す環境マネジメントシステムの規格

・「ISO 22000」
食品安全マネジメントシステムに関する国際規格
安全な食品のサプライチェーン（フードチェーン）を保証するために作成
・「FSSC22000」
食品安全システム認証

ISO取得をして食品衛生の意識をカタチにしよう

・気軽にご相談ください

まとめ

・知らなかった方も、これで「ISO」の存在と意味を知り、購入を迷っている食品パッケージに「ISO」記載があると安心して購入できるきっかけになると思います

・我々が日常で生活している環境は、世界規模でのデファクトスタンダード要素が取り入れられているということがわかったと思います

・我々の知らないうちに食の安全が生活に取り込まれるインフラ整備が構築されていたわけです

・ISOに限らず、もっと近いところで守られていることを、我々は毎日の生活の中で、目の前のことに意識を奪われ、いろんな仕組みや制度やルールに支えられていることを忘れがちになります

・ISOは大きな視点になりますが、もし、今あなたが抱えている個人的な問題があるとして、「問題が起こった振り返り」や「自分の行動を省みること」に少しの時間を割けたら、何かしらの気づきがあるかもしれません

（２０２３０５）