サブレミシェル(Sable MICHELLE)
・海外からやってきたと思って、たまたまデパートで見つけて購入したサブレ菓子です。
・検索すると、2020年12月に株式会社ガトーミシェルを日本の方が設立したようです。
・日本で創造された商品のようで、日本でもこんな西洋風商品作る方がいるんだと少しビックリしました。
・2021年3月12日に、東京港区麻布に1号店をオープンしたそうです。ドミナント戦略で現在4店舗あるようです。
・「世界中の美しい記憶を愛らしいサブレで」がテーマのようです。
・サイトには、主な商品内容しか掲載されていないようです。
サブレ とは
・ビスケットの一種。サクっとした食感とバターの風味が特徴
・フランスの伝統のバター、砂糖を使ったお菓子とされるらしい。
・フランスの地名「サブレ=シュル=サルト」の略らしい。
・ビスケットとの違いは、原材料が異なるようです。
・現在日本では、多くの類似商品サブレがある。
サブレトリビア
・1894年創業の豊島屋「鳩サブレー」がやはりご存じの方も多いのではないでしょうか。
・当時のサブレの開発秘話では、異人からもらった楕円形のお菓子を食べたことがきっかけで、生まれた商品らしいです。
・試作が完成した後に、欧州航路から帰国した友人の船長が店にやって来たので、試作を食べてもらうと、「おや?これは私がかの国で食べたサブレーというお菓子に似ているぞ」と言われ、初めて「サブレー」なる言葉を知ったそうです。
・商品名は、初代が鶴岡八幡宮を崇拝していたことから、かねてから八幡様にちなんだお菓子を創りたいと考えていたそうです。本殿の掲額の「八」の字が鳩の抱き合わせになっていて、境内の鳩が子ども達に親しまれていたことから、このお菓子を鳩の形にし「鳩サブレー」と名付けたそうです。
(引用サイト 豊島屋より)
ミシュエル とは
・「フランス ミシェル」で検索すると、「モン=サン=ミシェル」というフランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島の地名で、その上には修道院があるようです。
サブレミシェル という名称の由来は時代背景からでは
・ヨーロッパの菓子の歴史は、中世の教会や修道院において作られ始めたそうです。
・これは、当時社会交流の場の中心であったり、パン、バターやワインの製造が修道院で行われていた時代背景があるようです。
・デザートというのも、18世紀に貴族の世界によって生み出され、ルイ14世(1638~1715)はベルサイユ宮殿において贅沢なお菓子を作らせていたそうです。
・デザートは、フランス革命以前(1789年)は、貴族のみの権力の象徴であった。とも言われていたそうです。
・革命後には、その料理人が失職して街中のレストランに流れた結果、王室のフランス料理が一般社会に広く普及したそうです。
(引用文献google scholar: 山口和美・山口蒼生子 「ヨーロッパの生活と文化」フランス菓子研修報告 北星短大紀 Journal of Hokusei Jr.Col.Vol.34:63-73、1998)
そして、これは自分の勝手な想像ですが、
・フランスの伝統菓子が修道院(モン・サン=ミシェル)で作られ始めた歴史
・フランスの伝統菓子であるサブレ、デザート菓子は貴族の象徴
に敬意を払って、それをモチーフにしたことから、「サブレミシェル」という商品名にしたのではないかと思うとしっくりきました。サブレミシェルの詳細が発表されるのが楽しみです。
ケーキサブレ ケーキ缶 2916円込
外包装
箱ケース
缶ケース
何層にも包まれた外装を開放して初めて見る方は、感動すること間違いなし
実物を見たら、まさにケーキのような丁寧な仕上がりです
2種類のサブレが入ってました。
ミルクとチョコ
2段が3セット。3段が3セット。
ミルクバージョン
チョコバージョン
フルールジャムサンド 8個 2376円込
外装
外箱
個別包装
イチゴジャム
丁寧にフィルムがしてあります
断面を見ると1品への作り手のこうしたいという意思や丁寧さが伝わってきました
キュウイジャム
キュウイの種でキュウイと分かるように工夫されてます
サブレはキュウイの色を表現してます。ゆっくり味わうとうっすらとほどよいキュウイの酸味と風味がします。
おまけ 付属のカタログ
ミニカタログ
ヴォヤージュサブレ
ヴォヤージュサブレ ラウンド缶
フルールクリームサンド
ケーキサブレ
サブレミシェルのMixGift
サブレミシェル 実食レポ
・サブレの味わいは、2種類(ミルクとチョコ)あり、バター、砂糖の甘さは軽減され、あっさりした感じで、しっとりとした中にサクっとした食感もあります。
・ケーキサブレは、上にのせてあるチョコレート、ドライイチゴ、白玉チョコスナック、段階的に楽しめる味わいに工夫されいて、絶妙の甘さかげんで調整されていて、白玉チョコスナックが食感を変化させ、ドライイチゴの少しの酸味も丁度良く、食べ終えるまで飽きさせません。
・フルールジャムサンドは、サブレのバター風味が通り抜けることから始まり、ジャムもひつこくなく、フルーツの甘さとたまにくるフルーツの酸味の均衡が上手にマリアージュになっていて最後まで楽しめました。
・開封した瞬間から、目で楽しめ、取り出す際、食べる瞬間、食べ終わるまで、何段階にも少しのサプライズが用意されていて、作り手の想いが本当によく表現されていて、それが上手に伝わってきてました。商品1つ1つには、必ず作りての想いがあり、それが上手にコーディネイトされている構成に気づくことで格別な想いに気づくことができます。
・サブレをモチーフにした「ケーキサブレ」というネーミングは、今まであったようでなかったネーミング商品で、商品構成は全体的によく考え練りこまられていて、包装も含め世界を意識した完成度だと思いました。誕生日プレゼントには、ぴったりだと思いました。
・はじめてのプレゼントやギフトにもらった方は、最高のサプライズが待っていると思いました。
(20220320)(202207)(202209)