効果のあった4つの方法は、
CONTENTS
①Er:YAGレーザー(エルビウムヤグ)レーザー低周波治療20回程度で95%以上改善
・レーザーにも種類がありその中から見つけること、スペックを調べるのが一番大変でした。
Er:YAGレーザー(エルビウムヤグ)レーザー低周波治療 特徴
・はじめの1ヵ月で80%くらいは痛みがなくなりました。
・最後のほうはエアーチェックで痛かった場所が全く分かりませんでした。
②超音波歯ブラシ(1.6Mhz)(1秒間に振動数約160万回)を購入 相乗効果を発揮してくれました。現在も使用して再発防止に努めています。
・はじめは電動ハブラシの種類を調べるのに時間がかかりました
・音波の定義を見つけるのまでも大変でした。
超音波歯ブラシ(1.6Mhz:1秒間に振動数約160万回) 特徴
・不溶性グルカンを取り除き根本からの改善期待されています。
・さらに電動ブラッシングにより歯垢を効率的に取り除くことができます。
・価格15000円前後
・3つのボタンスイッチで簡単切り替え
超音波+電動(ランプ:赤)
超音波のみ(ランプ:薄緑)
停止(消灯)
・替え歯ブラシ1本700円前後(取り外しタイプ)基本通りな適切な圧の使い方であれば、数か月使用できます。
・充電は無線充電機ホールに入れておくだけ
治るのにかかった期間
・レーザーを開始して3週目くらいから平行して利用を開始しました。
・はじめは、ブラッシングをすると痛みが走るので、あてるだけでした。
・徐々に痛みが軽減していき、半分以上は2週間くらいで痛みがなくなりました。
・ちなみに、その1年後くらいに手動歯ブラシと普通の歯磨き粉で再発してしまい、3か所ほど知覚過敏になりましたが、歯間に痛みがある場所はフロスも使用したり、超音波歯ブラシとヒスケアに変えて2か月くらいで完治。それからは、ずっと超音波歯ブラシとヒスケアを使用。
参考安値(おまけ付き)・超音波歯ブラシは、販売元は2種類ありますが、製造元は、「朝日医理科株式会社」の1社だけです。
・さらに超音波信号には、パルス波という信号が使われているそうです。
③ヒスケア(象牙細管を封鎖作用の乳酸アルミニウム入り)※他にも類似商品あり
・「検索 知覚過敏 歯磨き粉」で検索しましたが、2020年頃は、象牙細管封鎖成分配合などの商品紹介をしている歯磨き粉は見つけれることができませんでした
・知覚過敏用歯磨き粉とはあるが、象牙細管封鎖成分配合は見つけられなかった
・効果はうたっているが、再石灰化系が多かった。
ヒスケア(乳酸アルミニウム入り)特徴
・当初は歯科医だけで販売されていたそうです。
・価格1000円前後
④リペリオ(歯肉を活性化し歯肉炎予防)
・歯周病「傷ついた歯肉(=歯肉炎)・歯周縁」を改善(2日に1回程度、再石灰を促せる寝る前)
・歯肉を健康にすることで象牙部分をしっかり守ってくれる5つの薬用成分「ヒノキオール・イソプロピルメチルフェノール・グリチルリチン酸ジカリウム・フッ素950(ppmF)・ゼオライト+ウラジロガシエキス(天然素材収れん剤)」を配合
・価格1000円前後
参考安値以上の4つです。
知覚過敏を治療するまでの流れ
・最後に歯科医に行ったのは10年以上前で知覚過敏の治療でした。
・当時は、完治する見込みはないと言われてましたので、これ以上知覚過敏がひどくならないように意識していくという方向性で終えたと思います。
・それ以降は、手動歯ブラシで「シュミテクト」という歯磨き粉を使用していました。
・それから、10年前の銀歯の詰め物が取れてから歯科医に行くきっかけができました。
・この時も知覚過敏らしき感じは多少ありましたが、もう忘れてしまいましたが、慢性化していたために、自分なりに痛くないような舌の動かし方をしてやり過ごしていたと思います。
・歯磨き時も知覚過敏らしき痛みはずっとありましたが、だましだましやり過ごしていた感じです。
・近くの歯科医で詰め物治療を終わらせました。
・この時、親知らずも虫歯になってましたが痛みがないので保留に
・詰め物治療終了をきっかけに知覚過敏の痛みがなぜか増加しはじめました。
・今までもそうだったし、1ヵ月くらいは自分でなんとかできると軽い認識でした。
・歯のコーティング、修復促進のあるペースト状の歯磨き粉、マグネシウムが足りないと痛みを感じやすくなるなど、市販で売っている知覚過敏系の歯磨き粉は3種類試しましたが、痛みは全く改善しませんでした。
・意識しだしてから痛みはなぜか疼痛に変化していきました。
・痛みも激しくなり自力では困難だと認識し知覚過敏に力を入れている歯科医を探しはじめました。
・検索は、歯科医や知識補充も足すと数十カ所は調べたでしょうか。
・詰め物治療をした時にレーザーをあてることで痛みが軽減されたことを思いだしました。
・レーザーには、大きく分けて4タイプあることを知りました。
・その中から知覚過敏に効果が期待されているとされるレーザーを絞り込みました。
・一番有力候補の最新型レーザーは施術台が1回数万円でしたが、1回で効果が期待できるとありました。
・金額も高く自分にも効果があるのはか明確にできませんでしたのでとりあえずキープでした。
・知覚過敏に力を入れている歯科医を近隣で絞込、10件ほど見つけ電話して確認していきました
・奇跡的に近くに1件だけ置いてある歯科医を見つけることができました。あとで置いてない理由をしりました。とてつもなく高いからでした。(1台数百万円だそうです)
・歯科医での知覚過敏検査は、歯のクリーニングやエアーをかけると痛みが走り、知覚過敏の数は、表裏、歯の間、合わせて12カ所ほどもありました。主に歯間にできていて、歯ブラシが当たりにくい場所でした。
・知覚過敏の痛みは、神経が近いために一カ所からくる感覚だったのですが、実際は多くてびっくりしました。
・1番最初にレーザーを照射してもらった時に、数秒照射だったにもかかわらず痛みがなくなったことに感動したことを覚えています。しかし、数十分経つと痛みが出てきましたが、期待感は上がっていました。
・とりあえず、続けてみようと様子をみることにしました
・知覚過敏治療に入ってましたが、はじめに歯のクリーニングをしてもらった時に使っていた機器が超音波で歯石を落としていることを急に思い出し、遠い記憶の中に当時自分が随分前に使っていたことを急に思い出しました。
・大至急超音波電動歯ブラシを購入しました。
・歯科医で象牙細管封鎖成分配合のヒスケアの存在を教えてもらいました。自分でも歯磨き粉は随分探しましたが見つけられませんでした。その歯科医ですぐに購入して使いはじめました。
あとははじめにお伝えしたとおりになり完治できました。
知覚過敏になるまでのステップ
・歯肉と歯の生え際から下はセメント質でおおわれているそうですが、エナメル質のように強くありません。ですから、セメント質を突破されると象牙が直接外部に接触するので象牙細管に刺激が走り痛みを生じるようになるそうです。これが知覚過敏という症状のはじまりとされています。
・歯は上からエナメル質、象牙質となっていて、その象牙には象牙細管と呼ばれる小さな無数の穴があいていて、その穴を通して痛みが生じます。
・痛みは「冷>温>常温」の順に痛みを感じます。ですから、常温水などでも痛みを感じるようになった時は、多くの象牙細管が外部の影響を受けやすい状態になっていると判断でき、状態がかなりひどいことを示唆するサインでもあるようです。
・治療方法としてはポケットの底にできてしまったプラーク(不溶性グルカン)をまずは取り除かなくてはなりません。
・そして歯肉炎も直して、前のように外部に触れないように歯茎で象牙細管を守るか、象牙細管を封鎖して外部の接触を防ぐようにすればよいのです。
・一般的な治療としては、塗り薬による象牙細管の封鎖と再石灰化を促すようですが、かなり初期段階じゃないと完治は難しいと思います。
歯は自然治癒力で知らない間に修復もされている
・歯の一番外側はエナメル質と呼ばれる物質でできています。(水晶くらい硬いといわれています)
・大半を構成している物質はハイドロキシアパタイト(➡リン酸カルシウムの一種)という物質で構成されているそうです。
・極小の※脱灰レベルなら、修復可能ですが、エナメル質を突破され象牙質に到達した虫歯レベルになると修復はできないとされています。
・歯を修復するフッ素は、溶け出した「カルシウムイオン」「リン酸イオン」を歯に戻す「再石灰化」を促進して歯を修復し、酸に強い丈夫な結晶に戻してくれるそうです。しかし、極小の傷レベルでないと効果はないようです。
※脱灰とは、歯のエナメル質、象牙質からリン酸カルシウムの結晶が溶出する現象
歯磨き後は口内すすぎを軽く1回程度でOK
知覚過敏振り返り
自分がしていた間違い
・歯磨き後は、修復成分を水でしっかりキレイに毎回洗い流していた
・歯磨き時に磨き方も雑だった
・力を入れ過ぎていた
・ストロークも大きく全体を一度に磨いていた
改善したこと
・1本ずつ意識して磨くようになった
・小刻みにストロークをできるだけ短くして磨くようになった
・ポケットや歯と歯の間を意識して磨くようになった
・毛先で磨く意識をするようになった
・すすぎは1回程度にするようになった
・歯磨き粉の薬用成分を意識して歯磨き粉を使い分けるようになった。
・不溶性グルカンを除去できる超音波電動ブラシを継続して使う
最後に
・もし、近くにEr:YAGレーザーの歯科医が見つけられなかった方や、歯科医に通う時間がない方、苦手意識のある方、信頼できる歯科医を見つけれていない方は、症状が軽いうちは、「超音波歯ブラシ」と「ヒスケア:乳酸アルミニウム効果」と「フロス」だけでも改善する可能性があると自分の体験から思います。
・歯が痛くなった時は、自分の歯磨きを見直す良い機会にするべきだと思います。
(20220510)